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高血圧にもにんにく
耳鳴り、頭痛、めまいを緩和
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[高血圧緩和] 脳血管疾患や心血管疾患の重大なリスクファクターとなる高血圧ですが、にんにくには高血圧を防ぐはたらきがあります。その仕組みが完全に解明されたわけではありませんが、にんにく由来の成分に、血管を広げるはたらきがあることは明らかなようです。高血圧になった多くの人が訴える、耳鳴り、頭痛、めまいなどの症状も、にんにくを摂ることで改善されることが報告されています。
理由として考えられることの1つは、血圧を上げる際にはたらく酵素を、にんにく由来の成分がじゃまする、というものです。
また、体の中で一酸化窒素(NO)が十分に作られないと、高血圧になるのですが、にんにく由来の物質によって、NOを作る酵素のはたらきを活性化することが、動物実験で報告されています。
■栄養をエネルギーに変えて元気のモトをどんどん供給
[強壮作用] にんにくの作用として、最も古くから知られているのはやはり、強壮作用ではないでしょうか。にんにくを食べると元気になるというのは、いくつかの作用の組み合わせによると考えられます。
その代表が、にんにく由来の成分アリチアミンです。ビタミンB1は、栄養をエネルギーに変える際に欠かせません。にんにくに含まれる「アリイン」が変化した「アリシン」と結合すると「アリチアミン」に変わります。
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ビタミンB1とにんにくの合体で
持久力もパワーもアップ。 |
ビタミンB1だけだと水に溶けやすく、
体の中に長い時間貯められないという欠点があります。ところがアリチアミンになると、蓄えることができるようになります。また、ビタミンB1の吸収効果が5倍にアップするとも言われています。
このほかアドレナリンという神経伝達物質の分泌を促進して、脂質の燃焼や元気感を向上させることも強壮作用の1つと言えるでしょう。
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【一酸化窒素(NO)と血圧】
血管を拡張させるはたらきがあるNOは、血圧を調節するうえで、とても大切です。NOがうまく作られないと、血圧はコントロールできなくなって、高血圧を招きます。
【アリチアミン】
ビタミンB1と、にんにく由来の成分アリシンが結合したのが、アリチアミンです。水に溶ける成分は、余ったら尿として体の外に排泄されます。けれどもアリチアミンは油に溶ける性質があるので、からだの中に貯められます。そして、再び元のビタミンB1になりながら、長くはたらき続けることができるのです。
【アドレナリン】
自律神経をコントロールするホルモンのひとつです。反対のはたらきをするホルモンにノルアドレナリンがあります。二つは体の中で、アクセルとブレーキのようにはたらいており、アドレナリンはアクセル役の方を受け持っています。
【S-アリルシステイン】
にんにく由来の化合物のひとつです。脳内のネットワークは神経細胞の突起が長くのび複雑に分岐することで、はりめぐらされています。にんにく成分の中で、この突起の分岐を増やすはたらきがあるのが、S-アリルシステインです。S-アリルシステインには、他にも肝障害予防効果、大腸ガンの予防、抗酸化作用など多くの薬理作用が報告されています。
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