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水虫 |
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「水虫」とは、微生物でカビの一種である白癬菌(はくせんきん)が足や爪、まれに手に感染し、増殖したものです。足におきた時は「足白癬」、足の爪に感染したものを「爪白癬」などと呼ぶこともあります。
「水虫」は、ほとんどの人が一生に一度は経験するといっていいほど、よくある病気です。水虫の推定人口は1500万人とも言われています。患者さんの大半は10代から成人の男性で、女性や12歳以下の子どもがなるのは稀といわれてきましたが、最近若い女性の患者も増え、珍しくなくなってきています。
「水虫」の原因となるカビは、高温・湿気を好むので、不潔にしたり、いつも革靴などの通気性の悪い履物を履いていたり、水泳後や入浴後に足をよく乾燥させなかったり、きつい靴や靴下、ブーツを履いて、足を暖めすぎたりした場合に感染・増加する傾向にあります。
「水虫」の症状は様々で、たくさんあります。足の指の間の皮がむけたり、皮膚が割れてガサガサしたり、足の裏に水疱ができて赤くなることもあります。と同時に、痒くなることもよくあります。病気が進行すると、足の爪にも水虫は感染し、爪が厚くなったり、白く濁ったり、さらにひどくなると爪が取れてしまったりします。
ただ、足にできるこれら全ての症状が水虫とは限らないので、自分で治療をする前に必ず皮膚科の医者のところで水虫かどうかを判断してもらってから治療を始めましょう。
自分で勝手に判断するなどして、薬を買い、自己治療などをしてかえって症状が悪化してしまったということも多々あります。もし、水虫を治療せずに放置してしまうと、足に水疱が生じ、皮膚が割れ、細菌感染を起こして発熱したりすることになるので、なるべく早い段階で病院へ行くことが大切です。
【趾間(しかん)型】 主に足の指の間
皮膚がしめってふやけたようになり、じゅくじゅくする湿潤型と皮が薄くむけ、赤くなる乾燥型に分けられます。
湿潤型は赤み程度も強く、細菌の二次感染により足全体がはれることもあります。
【小水泡(しょうすいほう)型】 主に足の裏やふち、指の付け根
透明でやや粘り気のある液体を含む小さな水ぶくれができ、やぶれると液が出てきて次第にカサカサに乾き皮がむけます。必ずしもかゆみがあるわけではなく、水ぶくれもあまり目立たないことがあるため、水虫の存在に気づかずそのまま放置してしまうこともあります。
【角化型】 足の裏全体、特にかかと
足の裏全体の角質層が厚くなり皮膚が堅くなります。かゆみは軽く、見た目はひび、あかぎれと区別しにくいのが現状です。足の裏全体にわたって粉をふいたような状態になります。
軽症の場合には、抗真菌剤のクリームを外用するのみで症状はすぐ良くなりますが、重症の場合には抗真菌剤と共に足の洗浄剤も利用します。頑固な水虫の場合は、内服薬も利用します。
白癬菌はしつこい菌なので、負けずに根気よく治療を続けることがとても大切です。患部を清潔に保ち、冷涼な環境で、常に乾燥状態であるようにしましょう。
かゆみなどの症状がとれると、もう治ったかと思ってしまいますが、白癬菌は完全には死滅していないことが多く、「高温・多湿」などの条件がそろうと再び活動を始めます。自覚症状が治まっても、医師の了解が出るまでは治療の継続が必要です。
1.いつも清潔にすること
白癬菌がすみつく前にしっかり皮膚を洗浄すれば水虫を予防できるので、念入りに足を洗浄することが予防になります。特に指と指の間によごれがたまりやすいので、指と指を開いて石鹸の泡でしっかり洗いましょう。ナイロンタオルではなく、手や木綿のタオルでやさしく洗うと、皮膚を傷つけなくてすみます。
白癬菌の感染経路として、家ではバスルームの足ふきマットやスリッパ、畳、じゅうたん、寝具などがあります。家の外では、裸足で歩くスポーツジムやプール、浴場、共同スリッパを履いた後などがあります。これらはすべて温度も湿気も十分あり、白癬菌が再び人に寄生するチャンスを待つには絶好の環境なので、十分注意する必要があります。
2.上手に靴を選ぶこと
最近水虫が女性に増えたのは、ブーツやヒールの高い靴が流行しているからではないかと言われています。なぜなら、これらの靴は足全体を覆ったり、指先に力が入り、指の間がぴったりとひっつくといったことで、通気性が非常に悪くなるからです。
これらの靴を履かないようにするのが最も望ましいのですが、どうしてもというときはせめて会社の中ではサンダルにしたり、昼休みなどには靴をぬいで足の通気をよくするなど、心掛けるとよいでしょう。
同じ靴を毎日履き続けたり、湿った靴をそのまま放置しておくと、白癬菌の増殖を促してしまいます。湿り気を求めて細菌が繁殖し、異臭を放つようにもなります。だから、靴は何足か用意し、ローテーションして履くようにしましょう。
3.薬はお風呂上りにしっかり塗ること
薬は足をきれいに洗って患部の水分をていねいにふき取り、その後皮膚が乾燥してから薬をぬることがポイントです。特に入浴後の皮膚はふやけてやわらかくなっているので、成分が浸透しやすくなっています。
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